単一の実施団体は存在しない。代表的な提供会社は SHL、Korn Ferry、Talogy(旧 Cubiks)など
(単一の資格試験ではない)英語圏の採用適性検査 aptitude test
Aptitude test / psychometric assessment
英語圏の採用選考で使われる aptitude test(適性検査)は、単一の資格試験ではありません。SHL、Korn Ferry、Talogy(旧Cubiks)といった提供会社がそれぞれ別の商品を持ち、応募先企業が契約しているものを受検します。測定されるのは数的推論、言語推論、帰納推論、演繹推論、情報照合などで、多くはオンラインの多肢選択式です。たとえばSHLのVerify G+は、数的・演繹・帰納を各10問の計30問、制限時間36分の適応型テストとして公式ファクトシートに仕様が公開されています。合格基準や合格率は提供会社が公表しておらず、通過ラインは実施企業が決めます。合格証は発行されません。
単一の実施団体は存在しない。代表的な提供会社は SHL、Korn Ferry、Talogy(旧 Cubiks)などの公式ページこんな人が受けています
- 英語圏の企業やグローバル企業の新卒採用に応募し、書類選考の次にオンラインアセスメントを案内された人
- 外資系企業の中途選考で SHL や Korn Ferry のテストリンクを受け取った人
- 日本のSPI対策はしたが、英語で出題される numerical / verbal reasoning の形式に触れたことがない人
- 図形だけの帰納推論(inductive reasoning)のような、日本の適性検査にない形式を初見で受けたくない人
- 適応型テストで難易度が動く感覚を、本番前につかんでおきたい人
取ると何ができるか
- SHL、Korn Ferry、Talogy はいずれも公式に受検者向けの無料練習テストを公開しており、本番と同じ画面・操作に事前に慣れられる
- SHL Verify G+ のように、制限時間36分・最大30問という仕様が公式ファクトシートで公開されているテストがある。時間配分を実測して準備できる
- 帰納推論の設問は図形と記号だけの完全な非言語問題だとSHLが公式に説明しており、英語力とは別の対策が要ると事前に分かる
- Korn Ferry の checking のように「2つの表の情報を突き合わせて同じかどうかを判定する」など、日本の適性検査にない課題形式がある。形式を知っておけば初見で面食らわない
- 監督者なし(unproctored)のオンライン受検を前提に設計されたテストがあり、自宅の機器・通信環境を整えておく必要が分かる
試験の形式
単一の実施団体は存在しない。代表的な提供会社は SHL、Korn Ferry、Talogy(旧 Cubiks)などが公表している内容です。確かめられなかった項目は載せていません。 出願前に必ず公式ページで最新をご確認ください。
- 問題数
- テストにより異なる。SHL Verify G+ は30問(数的推論・演繹推論・帰納推論が各10問)
- 試験時間
- テストにより異なる。SHL Verify G+ は制限時間36分(平均所要32〜36分)
- 合格基準
- 公表なし。提供会社は基準点を公表しておらず、通過ラインは実施企業が設定する
- 受験方式
- オンライン受検。多くは多肢選択式で、SHL Verify G+ はコンピュータ適応型(adaptive)かつ監督者なし(unproctored)環境向けに設計されている。測定領域はテストにより、数的推論(numerical)、言語推論(verbal)、帰納推論(inductive)、演繹推論(deductive)、情報照合(checking)、計算(calculation)、機械理解(mechanical comprehension)など
- 受験できる言語
- 英語
- 実施時期
- 定期試験日はない。応募先企業が指定する期間内に受検する
- 有効期限・更新
- 資格ではないため有効期限の概念はない(結果の取り扱いは実施企業・提供会社による)
難易度の目安
公表なし。提供会社は合格率を公表していない。SHL Verify G+ はコンピュータ適応型で、解答の正誤に応じて次の問題が変わるため、「何問正解で通過」という形の目安が示されない。通過ラインは実施企業がベンチマークとして設定する。
想定学習時間
公表なし。提供会社が標準学習時間を示した公式資料は確認できなかった。SHL・Korn Ferry・Talogy はいずれも受検者向けに無料の練習テストを公開しており、公式が勧めているのは学習時間の確保ではなく、事前に形式・画面・操作に慣れておくことである。
出題範囲
- Numerical reasoning(数的推論。図表・統計データの解釈と数値的判断)SHL Verify G+では10問/全30問
- Deductive reasoning(演繹推論。与えられた情報から論理的結論を導く、論拠の強弱の判定)SHL Verify G+では10問/全30問
- Inductive reasoning(帰納推論。図形・記号のみの完全非言語問題で規則性やパターンを見抜く)SHL Verify G+では10問/全30問
- Verbal reasoning(言語推論。ビジネス文書の理解と解釈)
- Checking information(情報照合。2つの表の情報が一致するかの判定)
- Calculation(計算)
- Mechanical comprehension(機械理解)
よくある質問
- aptitude test は資格ですか。合格すると証明書はもらえますか。
- 資格ではありません。企業が採用選考の一部として実施するアセスメントで、統一の実施団体も合格証もありません。結果は応募先企業に渡ります。
- どの会社のテストを受けるか、事前に分かりますか。
- 応募先企業が契約している提供会社によります。受検案内メールやテスト画面のロゴ・URLから判別できることが多く、SHL・Korn Ferry・Talogy はいずれも自社の受検者向けページに無料の練習テストを用意しています。事前にそこで形式を確かめておくのが確実です。
- 何割正解すれば通過ですか。
- 提供会社は基準点を公表していません。SHL Verify G+ のような適応型テストでは解答の正誤に応じて次の問題の難易度が変わるため、単純な正答率では測れない仕組みになっています。
- SHL Verify G+ はどんな構成ですか。
- 公式ファクトシートによると、数的推論・演繹推論・帰納推論を各10問、計30問。制限時間は36分(平均所要32〜36分)で、多肢選択の適応型、監督者なし環境向けに設計されています。帰納推論の10問は図形と記号だけの完全な非言語問題です。
- 日本のSPI対策がそのまま使えますか。
- 数的処理や図表の読み取りなど重なる部分はありますが、設問文が英語であること、帰納推論のような図形問題や checking のような照合課題があること、適応型で難易度が変動することなど、SPIにない要素があります。形式ごとに慣らしておく必要があります。
このページの出典
数値は下記のページで確認しました。試験制度は変わります。出願前に公式で最新をご確認ください。
