株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
SPI3
Synthetic Personality Inventory
SPIは、株式会社リクルートマネジメントソリューションズが提供する採用選考用の適性検査です。資格試験ではなく、応募先の企業から受検を案内されて受けるもので、SPI自体に合格・不合格はありません。現行版はSPI3で、新卒向けのSPI3-U、中途向けのSPI3-G、高卒向けのSPI3-Hがあります。構成は、言語分野と非言語分野からなる基礎能力検査と、約300問の性格検査。企業によっては英語能力検査や構造的把握力検査が加わります。受検方式はテストセンター、WEBテスティング、インハウスCBT、ペーパーテスティングの4種で、SPI3-Uのテストセンター受検は65分です。合否の基準は企業ごとに異なり、公表されていません。
株式会社リクルートマネジメントソリューションズの公式ページこんな人が受けています
- これから就職活動を始める大学生・大学院生で、応募先からSPIの受検案内が届く可能性がある人
- 中途採用の選考でSPI3-Gの受検を求められた社会人
- 高卒採用の選考でSPI3-Hを受ける高校生
- 非言語分野の計算や図表の読み取りに時間がかかり、時間切れで解き残してしまう人
- パソコンで時間制限つきの問題を解く形式に慣れていない人
取ると何ができるか
- テストセンターの結果は過去1年以内であれば別の企業へ再送信できる(前回結果送信)。1回の受検結果を複数社の選考に使えるため、初回の出来が後の選考にも効く
- 問題ごとの制限時間と全体の制限時間の両方があり、問題ごとの時間が来ると自動的に次へ進む。形式に慣れておくと、解ける問題を時間切れで落とさずに済む
- 基礎能力検査は言語分野と非言語分野という決まった2分野から出るため、出題範囲が読みやすく準備の的を絞りやすい
- 性格検査は約300問で、リクルートMS自身が「悩んだり取り繕ったりせず、率直に回答すること」を勧めている。対策のしかたが能力検査とは違うと分かる
- 多くの企業の採用選考で利用されており、就職活動を進めるうえで一度は受ける可能性が高いと実施元が説明している
試験の形式
株式会社リクルートマネジメントソリューションズが公表している内容です。確かめられなかった項目は載せていません。 出願前に必ず公式ページで最新をご確認ください。
- 問題数
- 性格検査は約300問。能力検査の問題数は非公表で、実施元は「全体の制限時間内に出題される問題数は人によって異なります」と説明している
- 試験時間
- SPI3-U/-G/-H(性格+基礎能力)はテストセンター・インハウスCBT・WEBテスティングいずれも65分、ペーパーテスティングは110分。基礎能力検査のみのGAT-Uはインハウスで35分、ペーパーで70分。テストセンターで英語能力検査を加えたSPI3-UEは85分、構造的把握力検査を加えたSPI3-USは85分、両方を加えたSPI3-USEは105分
- 合格基準
- 公表なし。合否基準は実施企業ごとに異なり、実施元は「合格の基準は企業によってさまざま」としている
- 受験料
- 受検者が支払う受験料の設定はない(受検者が自分で申し込む試験ではないため)。費用は実施企業が負担し、公表されている企業向け料金は1名あたりSPI3-U/-G/-Hがテストセンター5,500円、インハウスCBT4,000円、WEBテスティング4,000円、ペーパーテスティング5,000円。SPI3-UEは6,500円、SPI3-USは7,000円、SPI3-USEは8,000円(いずれもテストセンター)。すべて税抜表示
- 受験方式
- 能力検査(基礎能力検査=言語分野・非言語分野)と性格検査で構成。受検方式は、テストセンター(全国主要都市のリアル会場、または監督者とオンライン接続するオンライン会場)、WEBテスティング(自宅等のPCで受検)、インハウスCBT(企業内で受検)、ペーパーテスティングの4種。問題ごとの制限時間と全体の制限時間の両方が設けられ、問題ごとの時間が来ると自動的に次の問題へ進む
- 受験できる言語
- 日本語。オプションの英語能力検査のみ英語で出題され、語彙・英文穴埋め・長文読解などの形式で、必要な単語・文法は高校卒業レベルを想定して開発されている
- 実施時期
- 定期試験日はない。実施企業が指定する受検期間の中で受検する
- 有効期限・更新
- 資格ではないため有効期限の概念はない。ただしテストセンターには「前回結果送信」があり、過去1年以内に受検した結果(性格検査・能力検査・構造的把握力検査・英語能力検査のいずれも)を別の企業へ再送信できる
難易度の目安
公表なし。SPIには試験としての合格・不合格がなく、リクルートマネジメントソリューションズは合格率を公表していない。同社は受検者向けFAQで「合格の基準は企業によってさまざまですので、一概にいうことはできません」と説明しており、通過ラインは応募先企業がそれぞれ設定している。
想定学習時間
公表なし。実施元は標準学習時間を示していない。受検者向けサイトが受検前の準備として挙げているのは、パソコンでの受検に慣れておくことなどで、学習時間の目安ではない。
出題範囲
- 基礎能力検査 言語分野(言葉の意味や話の要旨を的確に捉えて理解できるか)
- 基礎能力検査 非言語分野(数的な処理ができるか、論理的思考力があるか)
- 性格検査(日頃の行動や考え方に関する質問から性格特徴を測定)
- 英語能力検査(オプション。語彙・英文穴埋め・長文読解など)
- 構造的把握力検査(オプション。ものごとの背後にある共通性や関係性を構造的に把握する力)
よくある質問
- SPIに合格・不合格はありますか。
- SPI自体に合否はありません。実施元は「合格の基準は企業によってさまざまですので、一概にいうことはできません」と説明しています。結果は初期選考での選抜だけでなく、面接での人物理解や、入社後の配属先決定・育成の参考資料としても使われます。
- 受検料はかかりますか。
- 受検者が支払う受験料の設定はありません。費用は実施する企業側が負担し、公表されている企業向け料金は1名あたりSPI3-Uのテストセンターで5,500円、インハウスCBT・WEBテスティングで各4,000円、ペーパーテスティングで5,000円(いずれも税抜)です。
- テストセンターの「前回結果送信」とは何ですか。
- 過去1年以内に受検したSPIの結果を、別の企業へ再送信できる機能です。テストセンターで受けたものであれば、性格検査・能力検査・構造的把握力検査・英語能力検査のいずれも送信できます。会場に足を運び直す必要がなくなる一方、送るのは以前の結果なので、初回の出来がその後の選考にも影響します。
- 制限時間内に解き終わりません。全部解かないと不利ですか。
- 実施元は、問題ごとの制限時間と全体の制限時間の両方があり、問題ごとの時間が来ると自動的に次の問題へ進むと説明しています。そのうえで「全体の制限時間内に出題される問題数は人によって異なりますので、焦ってすべて解こうとせず、解けるものを」と案内しています。
- 構造的把握力検査や英語能力検査は全員が受けるのですか。
- どちらもオプションで、実施するかどうかは企業によって異なります。構造的把握力検査は、既知の解法で解を出す基礎能力検査とは異なり、与えられた情報の構造を捉えなおして共通の構造を見出す力を測ります。英語能力検査は、英語での業務が必要な企業で出題される傾向がある、と実施元は説明しています。
このページの出典
数値は下記のページで確認しました。試験制度は変わります。出願前に公式で最新をご確認ください。
- リクルートマネジメントソリューションズ|就職準備応援サイト(受検者向け公式サイト)
- 就職準備応援サイト|よくあるご質問について(合否基準、前回結果送信、制限時間、SPI3とは)
- 就職準備応援サイト|適性検査「SPI」とは?(受検方式4種)
- 就職準備応援サイト|SPIの性格検査とは?(約300問)
- 就職準備応援サイト|SPIの能力検査とは?(言語分野・非言語分野)
- 就職準備応援サイト|SPIの構造的把握力検査とは?
- 就職準備応援サイト|SPIの英語能力検査とは?
- 適性検査SPI3 料金詳細(テスト種別・実施方法別の所要時間と企業向け料金)
- SPI3公式サイト(SPIはSynthetic Personality Inventoryの略)
- SPI3|テストセンター情報(リアル会場・オンライン会場)
