一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)
生成AIパスポート試験
Generative AI Passport
生成AIパスポート試験は、一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)が実施する、生成AIの基礎リテラシーを問うオンライン試験です。AIと機械学習の仕組み、生成AIの成り立ちと現在の動向、個人情報保護法や知的財産権、AI事業者ガイドラインといったコンプライアンス、そしてプロンプトの実例までがシラバスに含まれます。試験は60分・60問の四肢択一式(一部複数選択を含む)で、年5回(2月・4月・6月・8月・10月)実施され、受験期間中の好きな時間に自宅などから受験します。受験資格に制限はなく、合格すると合格証書とOpen Badges準拠のオープンバッジが発行され、資格は無期限です。なお、GUGAは合否の基準点を開示していません。
一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)の公式ページこんな人が受けています
- 生成AIを業務で使い始めた会社員で、情報漏洩や著作権のリスクの線引きを自分で判断できるようになりたい人
- 社内の生成AI利用ルールやガイドラインを作る立場の人(総務・情報システム・法務・人事)
- 学生(受験料5,500円の学生料金がある)で、AIリテラシーを選考でのアピール材料にしたい人
- 部署単位で生成AIリテラシーを底上げしたい管理職(団体受験の割引制度がある)
- AIの用語を断片的に知ってはいるが、体系立てて整理したことがない人
取ると何ができるか
- 合格すると合格証書に加えてオープンバッジが発行される。1EdTech Consortiumの国際技術標準規格「Open Badges」に準拠したデジタル証明書で、学習歴として提示できる
- シラバスがAIの基礎から生成AIの仕組み、最新動向、法令・ガイドライン、プロンプト実例まで一続きに並んでおり、断片的だった知識を体系に並べ直せる
- 第4章に個人情報保護法・知的財産権・AI事業者ガイドライン(第1.1版)・AI新法が含まれ、業務で生成AIを使うときの「やってはいけない」の根拠を指針・法令のレベルで押さえられる
- 資格は無期限で、更新は必須ではない。シラバス改訂時には任意の「生成AIパスポート 資格更新テスト」(6,600円税込/動画視聴2時間程度+チェックテスト10問)が用意される
- オンラインのIBT方式で、受験期間中であれば自分の都合の良い日時に自宅などから受験できる
試験の形式
一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)が公表している内容です。確かめられなかった項目は載せていません。 出願前に必ず公式ページで最新をご確認ください。
- 問題数
- 60問
- 試験時間
- 60分
- 合格基準
- 公表なし。GUGAはFAQで「合否に関する基準点や採点の詳細については開示しておりません」と明記している
- 受験料
- 11,000円(税込)。受験者が学生の場合は5,500円(税込)。団体受験は会員が20%割引、非会員は10名以上の申込で10%割引
- 受験方式
- オンラインでの実施(IBT方式=Internet Based Testing)。四肢択一式(一部複数選択を含む)。パソコン・スマートフォン・タブレット等から受験する。デュアルディスプレイや翻訳ツールの使用は不可、カフェ・公園など公共スペースでの受験も不可
- 受験できる言語
- 日本語(受験案内・シラバス・公式テキストはいずれも日本語。翻訳ツールを使うと試験画面が正常に動作しない旨が公式に案内されている)
- 実施時期
- 年5回(2月・4月・6月・8月・10月)。各回の受験期間は当該月の1日0:00〜末日23:59で、その期間内の希望する時間に受験する。申込期間は受験月の前々月1日〜前月末日(2月試験のみ10月1日〜1月31日)。結果は受験期間終了後1ヶ月以内に会員ページで通知される
- 有効期限・更新
- 無期限。資格更新テストの受講有無を問わず、一度取得した資格は無期限と公式に明記されている
難易度の目安
2026年6月試験の合格率は79.90%(受験者21,752名・合格者17,380名)、2026年4月試験は79.35%(受験者9,436名・合格者7,487名)。直近の合格率は8割前後で推移している。ただしGUGAは合格基準(基準点)を開示していないため、「何割正解すれば合格か」を合格率から逆算することはできない。
想定学習時間
公表なし。GUGAは標準学習時間を公表していない。公式の学習材料はシラバス(PDF)と公式テキスト第4版(電子1,782円/製本1,980円・いずれも税込)で、対策本や講座が挙げる学習時間の目安は各社の見立てであり、実施団体の公表値ではない。
出題範囲
- 第1章 AI(人工知能)
- 第2章 生成AI(ジェネレーティブAI)
- 第3章 現在の生成AI(ジェネレーティブAI)の動向
- 第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則
- 第5章 テキスト生成AIのプロンプト制作と実例
よくある質問
- 合格ラインは何割ですか。
- 公表されていません。GUGAはFAQで「合否に関する基準点や採点の詳細については開示しておりません」と回答しています。市販の対策本やまとめ記事に出てくる「◯割」という数字は実施団体の公表値ではないため、鵜呑みにしないでください。
- 資格に有効期限はありますか。更新テストは受けなければいけませんか。
- 資格は無期限です。GUGAは毎年2月を基本に年1回以上シラバスを改訂し、その際に有資格者向けの「生成AIパスポート 資格更新テスト」(受講費用6,600円税込、学生3,300円税込。動画視聴2時間程度+チェックテスト10問・制限時間15分)を開催しますが、受講は任意で、受けなくても資格は失効しません。合格すると新しいオープンバッジが発行されます。
- 自宅から受けるオンライン試験ですが、環境に条件はありますか。
- あります。インターネットに接続したPC・スマートフォン等を自分で用意し、通信速度5Mbps以上の安定した回線が推奨されています。デュアルディスプレイなど複数モニターは使用不可、机上には衛生用品など以外を置けず筆記具も禁止、カフェや公園などの公共スペースでの受験も不可です。Google翻訳などの翻訳ツールは試験画面が正常に動作しなくなるため、開始前に無効にする必要があります。
- 結果はいつ、どうやって分かりますか。合格すると何がもらえますか。
- 受験期間終了後1ヶ月以内に会員ページで通知されます(FAQでは「試験実施月の翌月中旬に公開予定」とも案内されています)。合格者には合格証書と、ブロックチェーンを用いたOpen Badges準拠のオープンバッジが発行されます。
- どのテキストで勉強すればよいですか。公式のクイズアプリは試験対策になりますか。
- 出題範囲はGUGAが公開しているシラバス(2026年2月試験より適用の第4版対応)で、これを網羅した公式テキスト第4版が販売されています(電子1,782円/製本1,980円・税込)。GUGAはLINE公式アカウントで「生成AIパスポート AIクイズアプリ」も提供していますが、出題は◯✕形式で本試験の四肢択一式とは異なり、ランダム出題のためシラバスを網羅する保証はない、と公式に注記されています。公式テキストや問題集との併用が推奨されています。
このページの出典
数値は下記のページで確認しました。試験制度は変わります。出願前に公式で最新をご確認ください。
