ISC2
CISSP(Certified Information Systems Security Professional)
CISSP - Certified Information Systems Security Professional
CISSPは、ISC2が実施する情報セキュリティの国際認定資格です。リスク管理、資産のセキュリティ、アーキテクチャ、ネットワーク、IAM、評価とテスト、セキュリティ運用、ソフトウェア開発セキュリティという8つのドメインを横断して問われます。試験はコンピュータ適応型テスト(CAT)で、3時間・100〜150問、1000点満点中700点が合格ラインです。認定を受けるには8ドメインのうち2つ以上で通算5年のフルタイム実務経験が必要で、2026年4月1日改定の対象資格を持っている場合は1年分が免除されます。個別技術の暗記よりも、組織のセキュリティを設計し運用する立場での判断を問う設問が中心です。
ISC2の公式ページこんな人が受けています
- 社内のセキュリティ方針や規程の策定に関わる情報セキュリティ担当者
- SOC・インシデント対応の実務からマネジメント側へ広げたいエンジニア
- セキュリティ製品やサービスを提案する立場のプリセールス・コンサルタント
- 監査や第三者評価で技術と統制の両面を扱う必要がある担当者
- CISO配下でリスク管理と技術対策の橋渡しをする役割の人
取ると何ができるか
- 8ドメイン横断の出題のため、技術寄りに偏りがちな知識をリスク管理やガバナンスとつなげて整理できる
- ANAB認定でISO/IEC 17024に準拠しており、米国防総省のDoDM 8140.03でも承認された資格として扱われている
- 認定要件が「2ドメイン以上で通算5年の実務経験」であるため、資格そのものが経験の裏づけとセットになる
- 3年サイクルでCPE(継続教育)の取得が前提になり、更新のたびに知識を棚卸しする仕組みが働く
- 日本語で受験できるため、英語力の差が結果に出にくい
試験の形式
ISC2が公表している内容です。確かめられなかった項目は載せていません。 出願前に必ず公式ページで最新をご確認ください。
- 問題数
- 100〜150問(適応型のため受験者ごとに変動)
- 試験時間
- 180分(3時間)
- 合格基準
- 1000点満点中700点
- 受験料
- US$749(米州・アジア太平洋・中東・アフリカ)。EMEAはEUR 719.04、英国はGBP 606.69。認定後は年会費(AMF)US$135が別途毎年
- 受験方式
- コンピュータ適応型テスト(CAT)。多肢選択とadvanced item types。ISC2認定のPearson VUEテストセンター(PPC / PVTC Select)で受験
- 受験できる言語
- 英語・日本語・ドイツ語・スペイン語・中国語(中国語のみ3月1〜31日、6月1〜30日、9月1〜30日、12月1〜31日のウィンドウ制)
- 実施時期
- ISC2アカウントから申し込み、Pearson VUEの空き枠を選んで随時予約
- 有効期限・更新
- 3年サイクル。維持にはCPE(継続教育)の取得と年会費US$135の支払いが必要
難易度の目安
合格率は公表なし。ISC2は合格率を公開していません。試験そのものは適応型(CAT)で3時間・100〜150問、1000点満点中700点が合格ライン。難所は試験より認定要件で、8ドメインのうち2つ以上で通算5年のフルタイム実務経験が求められます(対象資格の保有で1年免除、2026年4月1日改定)。
想定学習時間
公表なし。ISC2は標準的な学習時間を示していません。公式に定められているのは受験ではなく認定側の要件で、8ドメインのうち2つ以上で通算5年のフルタイム実務経験です。
出題範囲
- Security and Risk Management16%
- Asset Security10%
- Security Architecture and Engineering13%
- Communication and Network Security13%
- Identity and Access Management (IAM)13%
- Security Assessment and Testing12%
- Security Operations13%
- Software Development Security10%
よくある質問
- 実務経験が5年ないと受験できませんか。
- 受験そのものではなく、認定を受ける段階で必要になる要件です。ISC2は8ドメインのうち2つ以上で通算5年のフルタイム実務経験を求めています。2026年4月1日改定の対象資格(CISM、CCSP、CompTIA Security+ / CySA+ / CASP+ / SecurityX、Cisco CCNA/CCNP/CCIE Security、AWS Certified Security - Specialty、GIACの一部など)を持っていれば1年分が免除されます。
- 合格率はどのくらいですか。
- ISC2は合格率を公表していません。数字を挙げている情報源は公式のものではないため、このページでも扱っていません。
- CAT方式とは何ですか。
- 解答内容に応じて次に出る問題の難易度が変わる方式です。最低100問から始まり最大150問、制限時間は3時間。1000点満点で700点に達した時点で合格と判定されます。問題数が少なく終わっても不利とは限りません。
- 日本語で受験できますか。
- できます。英語・日本語・ドイツ語・スペイン語・中国語で提供されています。中国語のみ3月・6月・9月・12月の各1日から末日までのウィンドウ制です。
- 費用は受験料だけで済みますか。
- いいえ。受験料(米州・アジア太平洋はUS$749)に加えて、認定後は年会費(AMF)US$135が毎年かかります。ISC2の各資格保有者に共通の金額です。
このページの出典
数値は下記のページで確認しました。試験制度は変わります。出願前に公式で最新をご確認ください。
クラウド・IT国際資格のほかの資格
- AWS Certified AI Practitioner (AIF-C01)Amazon Web Services, Inc.
- AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03)Amazon Web Services, Inc.
- AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP-C02)Amazon Web Services, Inc.
- Google Cloud Professional Cloud ArchitectGoogle Cloud
- PMP(Project Management Professional)Project Management Institute (PMI)
- CompTIA Security+(SY0-701)CompTIA
