一般社団法人日本医療経営実践協会
医療経営士1級
医療経営士1級は、一般社団法人日本医療経営実践協会が実施する医療経営士制度の最上位資格です。2級に合格し、協会に2級正会員として登録している人だけが受験できます。試験は二段階で、第一次は短文記述10題(90分)と論文記述2題(90分)の筆記、第二次は口頭試問(プレゼンテーション形式)と個人面接を合わせて20分の面接です。出題は「病院経営戦略論(Ⅰ)〜(Ⅲ)」の3分野から。選択式ではなく、経営戦略を自分の言葉で書き、口頭で説明できるかを問う形式です。協会が示す到達レベルは「理事長・病院長とともに経営幹部として意思決定をサポート、実践できる」ことです。
一般社団法人日本医療経営実践協会の公式ページこんな人が受けています
- 医療経営士2級に合格し、協会に2級正会員として登録している人(受験の必須要件)
- 病院・診療所の事務長、経営企画部門の責任者
- 理事長・院長の意思決定を支える立場にある管理職
- 病院経営のコンサルティングや経営支援を行う専門職
取ると何ができるか
- 協会に登録すると「医療経営士1級」(または「医療経営士」+1級認定登録番号)として名刺に記載でき、名称独占の呼称として使える
- 3段階制度の最上位で、協会が示す到達レベルは「医療経営に関する専門知識と実践思考(手法)を有する」「理事長・病院長とともに経営幹部として意思決定をサポート、実践できる」
- 第一次の論文記述と第二次のプレゼンテーションを通過するため、病院の経営戦略を文章と口頭で説明する力が実績として残る
- 2017年に実施した第5回試験から資格認定審査が廃止され、医療機関での勤務経験がなくても受験できる
- 個人正会員には情報誌『理論と実践』、月刊『MMSニュース』、協会推薦図書の20%割引、各種セミナー参加割引などが提供される
試験の形式
一般社団法人日本医療経営実践協会が公表している内容です。確かめられなかった項目は載せていません。 出願前に必ず公式ページで最新をご確認ください。
- 問題数
- 第一次試験:短文記述形式10題+論文記述形式2題/第二次試験:口頭試問(プレゼンテーション形式)+個人面接
- 試験時間
- 第一次試験:短文記述90分+論文記述90分/第二次試験:口頭試問と個人面接を合わせて20分
- 合格基準
- 公表なし(第二次試験について「『医療経営士1級』として相応しい能力及び人格を有しているかどうかを主な合否の基準とする」との記載のみ)
- 受験料
- 50,000円(税込、払込手数料は受験者負担)
- 受験方式
- 第一次=筆記試験(短文記述形式・論文記述形式)、第二次=面接試験。いずれも会場受験。受験エントリー時に職務経歴書の提出が必要
- 受験できる言語
- 日本語
- 実施時期
- 年1回。第14回は第一次試験が2026年9月6日(日)、第二次試験が2026年12月6日(日)。会場は第一次が「アットビジネスセンター東京駅八重洲通り」(東京都中央区八丁堀)、第二次は東京都中央区内の予定
- 有効期限・更新
- 認定医療経営士は3年ごとの更新制で、所定の手続きに基づく申請が必要(協会「受験から協会への入会まで」)
難易度の目安
第13回(2025年実施)の公式データで、第一次試験は受験者55名・合格者25名・合格率45.5%、第二次試験は受験者25名・合格者18名・合格率72.0%。第一次を通れば第二次の通過率は高いが、受験者そのものが2級合格+正会員登録済みに限られる母集団である点に注意(出典:協会「1級 受験者数の推移」)。
想定学習時間
公表なし。協会は学習時間の目安を示しておらず、代わりに『医療経営士テキストシリーズ』(1級は「上級」に対応)を推薦テキストとして案内している。
出題範囲
- 第一次試験 短文記述形式 A「病院経営戦略論(Ⅰ)」:1.病院経営戦略論/2.バランスト・スコアカード/3.クリニカルパス・地域医療連携/4.医工連携/5.介護経営
- 第一次試験 短文記述形式 B「病院経営戦略論(Ⅱ)」:1.医療ガバナンス/2.医療品質経営/3.医療情報セキュリティマネジメントシステム/4.医療事故とクライシス・マネジメント
- 第一次試験 短文記述形式 C「病院経営戦略論(Ⅲ)」:1.DPCによる戦略的病院経営/2.経営形態/3.医療コミュニケーション/4.保険外診療・附帯業務
- 第一次試験 論文記述形式:出題テーマについて、自身が考える病院の経営戦略及び実践手法を論じる(2題)
- 第二次試験 口頭試問:プレゼンテーション形式にて課題を説明する
- 第二次試験 個人面接:「医療経営士1級」として相応しい能力及び人格を有しているかどうか
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問題数・制限時間・合格点は、試験実施団体が公表している内容に準拠しております。 解説からは公式の一次資料へたどれます。

医療経営士1級 合格対策ドリル
記述・論述192題と択一720問
よくある質問
- 医療機関で働いていないと受験できませんか?
- 勤務経験は不要です。協会は「2017年に実施した第5回『医療経営士1級』資格認定試験より、資格認定審査が廃止され、医療機関での勤務経験が不要となりました」と明記しています。ただし「医療経営士2級」に合格し、協会に2級正会員として登録していることは必須要件です。
- 合格点は何点ですか?
- 公表されていません。1級の試験概要ページにも「試験形式・受験料」ページにも点数の合格基準の記載はなく、第二次試験について「『医療経営士1級』として相応しい能力及び人格を有しているかどうかを主な合否の基準とする」と書かれているだけです。3級のような「総得点の6割程度」といった数値基準は示されていません。
- 第一次に合格すれば、第二次は翌年以降に受けられますか?
- 第二次試験の受験要件は「本協会の行う第14回『医療経営士1級』資格認定試験 第一次試験の合格者」と、同一回の第一次合格者に限定して書かれています。次回以降への持ち越しについての規定は公式ページに記載がないため、協会事務局への確認が必要です。
- 受験料のほかに費用はかかりますか?
- 受験料は50,000円(税込)で、払込手数料は受験者負担です。加えて、第二次試験に合格して「医療経営士2級」から等級変更登録を行うことで1級として認定登録されるため、協会の正会員であること(登録料・年会費 各11,000円)が前提になります。
- 試験会場は全国にありますか?
- ありません。3級・2級は札幌から沖縄まで10会場で実施されますが、1級の第14回は第一次が東京・八丁堀の「アットビジネスセンター東京駅八重洲通り」、第二次が東京都中央区内の予定と公表されています。
このページの出典
数値は下記のページで確認しました。試験制度は変わります。出願前に公式で最新をご確認ください。

