公益財団法人 マンション管理センター(国土交通大臣指定試験機関)
マンション管理士試験
マンション管理士試験は、マンションの管理の適正化の推進に関する法律に基づき、マンション管理士となる資格を有するかどうかを判定する国家試験です。国土交通大臣が指定した公益財団法人マンション管理センターが年1回実施します。試験は50問・4肢択一の筆記試験で、解答はマークシート方式、試験時間は120分。出題はマンションの管理に関する法令及び実務、管理組合の運営の円滑化、建物および附属施設の構造と設備、管理適正化法の4分野です。受験資格はなく、年齢・学歴を問わず誰でも受けられます。試験地は札幌から那覇まで8試験地で、全国同一問題・同時実施。令和7年度は10,984人が受験し、合格者は1,210人、合格率は11.0%でした。
公益財団法人 マンション管理センター(国土交通大臣指定試験機関)の公式ページこんな人が受けています
- 管理組合の理事や理事長として運営に関わっている区分所有者
- マンション管理会社のフロント担当者で、管理組合への助言を体系化したい人
- 管理業務主任者試験にすでに合格していて、5問免除を使って上位範囲に進みたい人
- 大規模修繕や長期修繕計画の相談を受ける設計事務所・施工会社の担当者
- 不動産・建築の実務者で、区分所有法まわりの相談対応を業務にしたい人
取ると何ができるか
- 合格後に登録することでマンション管理士となり、管理組合の運営や建物構造上の問題について専門知識をもって助言できる立場になる
- 管理業務主任者試験の合格者は申請により本試験の一部(出題範囲④)が免除され45問になるため、2資格を組み合わせて学習範囲を共有できる
- 出題4分野が区分所有法・標準管理規約・標準管理委託契約書・管理組合会計・建物設備・管理適正化法にまたがり、管理組合対応の知識を一通り扱える
- 試験地は札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市、那覇市とその周辺の8地域で、全国同一問題・同時実施
- 令和7年度合格者の平均年齢は48.4歳、最高年齢は80歳で、年齢を問わず受験・合格されている
試験の形式
公益財団法人 マンション管理センター(国土交通大臣指定試験機関)が公表している内容です。確かめられなかった項目は載せていません。 出願前に必ず公式ページで最新をご確認ください。
- 問題数
- 50問(試験の一部免除者は45問)
- 試験時間
- 120分(13時00分〜15時00分。一部免除者は13時10分〜15時00分の110分)
- 合格基準
- 固定の合格点はなく、年度ごとに合格最低点が公表される。令和7年度は50問中42問以上正解(一部免除者は45問中37問以上)だった。
- 受験料
- 9,400円(非課税)。Web申込の場合は別途事務手数料317円がかかる
- 受験方式
- 50問・4肢択一による筆記試験。解答方式はマークシート方式
- 受験できる言語
- 日本語
- 実施時期
- 年1回。令和8年度は11月29日(日)実施。申込は郵送が8月3日〜8月31日(当日消印有効)、Webが8月3日10時〜9月30日16時。合格発表は令和9年1月8日(金)
- 有効期限・更新
- 試験合格の有効期限について受験案内に記載はない。マンション管理士となるには合格後の登録が必要で、適正化法第30条第1項各号に該当する人は登録できない
難易度の目安
令和7年度は受験者10,984人・合格者1,210人で合格率11.0%(センター公表)。合格最低点は50問中42問以上正解(試験の一部免除者は45問中37問以上)で、8割超の正答が必要だった。
想定学習時間
公表なし。センターは標準的な学習時間を示していない。受験指導校などが500時間前後を目安に挙げることがあるが、公式の数値ではない。
出題範囲
- マンションの管理に関する法令及び実務に関すること(区分所有法、被災区分所有建物再建等特別措置法、マンション建替え等円滑化法、民法、不動産登記法、標準管理規約、標準管理委託契約書 等)
- 管理組合の運営の円滑化に関すること(管理組合の組織と運営、業務と役割、苦情対応、訴訟と判例、管理組合の会計 等)
- マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること(構造・設備、長期修繕計画、建物・設備の診断、大規模修繕 等)
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること(適正化法、適正化の推進を図るための基本的な方針 等)※試験の一部免除の対象
よくある質問
- 5問免除はどうすれば受けられますか。
- 管理業務主任者試験に合格し、受験申込時に合格証書の「合格番号」を記入・入力して申請すると、出題範囲④「マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること」が免除され45問になります。平成14年4月で終了した移行講習の修了者も対象です。合格番号が分からない場合は、管理業務主任者試験の指定試験機関であるマンション管理業協会に照会します。
- 一部免除だと試験時間も変わりますか。
- 変わります。通常は13時00分〜15時00分の120分ですが、一部免除者は13時10分〜15時00分の110分です。ただし12時30分から始まる受験上の注意事項の説明には、免除者も同じく着席している必要があります。
- 合格ラインは何点ですか。
- 固定ではありません。令和7年度の合格最低点は50問中42問(一部免除者は45問中37問)でした。合格最低点は合格発表時にセンターのホームページに掲載されます。年度により上下しますが、近年は高い正答率が求められる水準です。
- 試験会場は選べますか。
- 試験地は8地域から選べますが、同一試験地に複数会場がある場合の会場指定はセンターが行い、受験票に記載されます。申込受付期間の終了後は、受験者の都合による試験地の変更は認められません。
- 郵送とWebで締切が違うと聞きました。
- 違います。令和8年度は郵送申込が8月3日〜8月31日(当日消印有効)、Web申込が8月3日10時〜9月30日16時です。Webはクレジットカード決済のみで、受験手数料9,400円のほかに事務手数料317円がかかります。
このページの出典
数値は下記のページで確認しました。試験制度は変わります。出願前に公式で最新をご確認ください。
